平成26年度日住協セミナーのご案内
区分所有法と標準管理規約の “ズレ” を考える
管理規約を見直そうとして区分所有法を読んだ方、マンション管理士試験や管理業務主任者試験のために勉強を始めた方が、最初に感じるのは、「区分所有法」と「標準管理規約」のズレ、不整合性ということではないでしょうか?
もちろん、「区分所有法」は法律であり、「標準管理規約」は、国土交通省が定めた「参考」でしかないので、法的に矛盾しているということはありません。
しかし、「区分所有法」と「標準管理規約」は、試験の必須課目となっていますので、これらを並行して、理解しようとすると困惑してくるということです。
このような「区分所有法」と「標準管理規約」の不整合性ということの背景にあるのは、我国のマンション管理方式における「区分所有法」と実際の管理方式に「ズレがある」ということです。わが国のマンション管理の方式は、ご存じのように標準管理規約によって「管理組合管理」(理事長・理事会方式)となっています。これに対し、「区分所有法」は「管理者管理」を想定していると思われます。
では、なぜこうしたズレが生じてきたのでしょうか?それを理解するためには、わが国における実際のマンション管理の歴史と、「区分所有法」の歴史を振り返って見る必要があると思います。そのうえで、標準管理規約が制定されてくる事情と歴史を振り返りつつ。区分所有法の規定と標準管理規約の規定のズレを再確認してみたいと思います。
そして、最後に標準管理規約自体をも相対化し、その問題点について考えてみたいと思います。
下記の通りセミナーを開催しますので、振るってご参加ください。
テーマ | 区分所有法と標準管理規約の “ズレ” について考える |
開催日時 | 平成26年12月6日(土)1:30~ 受付1:00~ |
会 場 | 江東区商工情報センター9階 第2研修室 東京都江東区亀戸2-19-1 カメリアプラザ9階 ![]() ・JR総武線「亀戸」駅北口より徒歩2分 ・東武亀戸線「亀戸」駅より徒歩2分 |
講 師 | 丸山英氣 大石和夫 |
講座の特徴 | 講演の後、講師と一緒にテーマをめぐって議論 |
参加費 | 会員1,000円、非会員2,000円 指定口座へ事前振込み |
募集人数 | 60名(定員に達し次第締切り) |
カリキュラム
講 師 | 講座名 | 時間 |
---|---|---|
1:丸山英気 | マンション管理と第三者管理問題 | 1:30~2:30 |
2:大石和夫 | 区分所有法と標準管理規約の「ズレ?」 - 組合運営の視点からの区分所有法の捉え返し - |
2:40~3:40 |
3:大石和夫 | 質疑討論 | 3:40~4:30 |
お申し込み・お問い合わせ
- お問い合わせは、☎ 03-5256-1241へ
- 申し込みは、NPO日住協ホームページからお願いします。
また、FAXご利用の方は、所定事項を下記申込み欄にご記入の上、03-5256-1243へ - 受講料について
- お申込み後5日以内に、次の口座へお振込み願います。
- ≪郵便局≫
- (口座番号)00100-0-570943 (名義)NPO日住協(エヌピーオーニチジュウキョウ)
- ≪銀 行≫
- 三菱東京UFJ 神田駅前支店 (口座番号)普通1165197
(名義)特定非営利活動法人 日本住宅管理組合協議会
- 振込手数料は各自ご負担をお願いします。
- 申込人と振込人が相違する場合は、その旨、振込通信欄へご記載ください。
- お申込み後5日以内に、次の口座へお振込み願います。
- 締め切り:若干の空席あり、申込み可、現在受付中(12月1日現在)
※郵便局口座の名義は、略称となっているため、銀行口座の名義と異なります。
セミナーは終了いたしました。
「区分所有法と標準管理規約の “ズレ” を考える」セミナーは終了いたしました。
たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
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