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春の交流会盛大に

春の交流会盛大に

日住協の「2013年、春の交流会」が2月19日、千代田区神田淡路町のホテル聚楽で、開かれた。立春とはいえ、厳寒の天候だったが、管理組合役員、賛助会員98名が参加、盛況だった。

会員同士で、交流

仙台市内のマンション被災の状況についての講演に聞き入る参加者たち

交流会は、柿沼英雄理事の司会で進められ、上地光男理事長が、「本年は節目の年になる。さらに前進するため、管理組合のと頑張りたい」挨拶した。また、川上湛永会長は「会員増に向け、理事が一丸となって奮闘している。昨年から、管理規約の無料点検を始め、17組合さんから依頼を受けた。ことしは、ホームページで理事長インタビュー、賛助会員・トップに聞く、を連載する。様々な形で、会員サービス、役に立つ日住協をめざしたい」と決意を語った。

このあと、出席の管理組合役員の紹介、賛助会員の紹介が続いた。初めて参加した石神井公園団地の山本俊司理事長は、「理事会の運営などで日住協の協力を得て頑張りたい」と挨拶、寺尾台団地の足立和雄副理事長は、「植栽整備等外構まわりの計画修繕を控え、日住協の経験と知恵をお借りしたい」と協力を求めた。

また、賛助会員、協力企業の幹部たちが、ステージに立ち、それぞれの会社の紹介などを時にユーモア交じりに、展開した。

会場では、管理組合役員と賛助会員が名刺を交換しながら、歓談、交流の輪が広がった。

 

被災マンションの復旧状況を報告
東北管連・佐野氏

交流会に先立ち、記念講演として、東北マンション管理組合連合会の佐野豊理事が、「3・11震災後2年の仙台市内マンション―被災の実態、復旧の取り組み、現在の状況」のテーマで、約1時間講演した。

佐野理事は、仙台市内の8階建て、80戸のマンション理事長だが、3・11ではマンション外壁のタイルがはがれて落下したほか、エキスパンションジョイントが損傷した。また、屋上に設置の高架水槽が、揺れによる水圧で、FRPの壁が破れ、大量の水道水が屋上や玄関に落下する被害を受けた。

地震の直後、マンションの監視カメラがとらえた映像が紹介された。玄関ホールで、立ちすくむ管理員、揺れでドアが開閉するエレベーター、激しく揺れる乗用車など生々しい様子が映し出された。

佐野氏は、震災直後から6時間余かけて、職場からマンションに戻るが、「震災時の対応では、マニュアル通りにならないと痛感した」と語った。

地震保険や市の災害判定で、調査員がマンションを調査に訪れるが、的確な判定を受けるためには、マンション側が見せる努力、テクニックが求められる、と強調した。地震保険では、半壊と一部損失では、補償額で10倍の差が出る、という。

マンションによって、補償金、修繕積立金等でいち早く復旧したところ、2年目になっても復旧工事に着手できないマンションもあるなど、大きな差が出ている、と被災マンションの現状を訴えた。


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