全体からみれば、少数派の自主管理組合をのぞけば、マンションのほとんどは、管理会社のお世話になっています。全面委託、一部委託など委託形式はことなりますが、管理会社とどう付き合うかは、マンションの管理運営、住まい方に大きく影響します。基本はイコールパートナーとして対等に付き合うべきですが、面倒だから全面的にお任せ、という管理組合も多いのではないでしょうか。
どう付き合えばいいのか、一緒に考えましょう。
-管理員が議事録作成―
Q 東京・世田谷区の築12年、55戸、RC5階建てのマンション理事長です。理事長になって意外だったのは、理事会に管理会社の管理員が出席して、議事録まで作成することです。以前に住んでいた旧公団分譲の団地では、なかったことで、サービス満点だなと感心しました。でも理事会で、管理員の存在が気なって、自由闊達に論議できない雰囲気なのが、気になりますが。
A 管理組合の管理員が、理事会に出て、議事録を作成するのは一般的です。理事会支援業務といわれています。最初からこうしたマンションにお住まいの方は、逆に別に不思議に思わないでしょうね。
おっしゃるように旧公団分譲住宅系の管理会社は、理事会支援業務は、求められなければやりません。そうした管理組合は、理事会の議事録作成は当然と受け止めています。
ちなみに理事会支援業務の費用は、140戸くらいのマンションで、年間10万円前後を請求する管理会社もあると聞きました。
しかし、理事会ではマンションの表も裏もさらけ出てしまいますから、そこで管理員は情報を全部知るところとなります。管理員の出席は遠慮してもらって、議事録は総務担当理事など理事自ら作成すべきです。作成のくせをつけてしまえば、そんな難しいものではありません。理事会支援業務は、まず敬遠するところから始めましょう。
