
団地内に設置されたブースターポンプを見学する参加者ら
団地が専用水道の基地になるケースは、3,40年前に開発された大規模団地ではみられるが、その分離の例は最近では稀だ。数年前から準備してきたが、昨年から団地を囲む小学校、幼稚園、保育所、店舗、事務所、医院などに対して、専用水道からの分離を要請してきた。小学校がいち早く同意し、順次交渉、年初までに分離の同意を取り付けた。それぞれ直結水道に切り替え、県水道からじかに給水する方式にした。
さらに、11月までに団地を直結増圧給水方式に切り替えた。
コンサル入れず自力で

直結工事について説明する小松清さん
総括として尽力した小松清さんは、「膨大な作業だったが、団結力で何とか乗り切った。先行して進めていた周辺の小学校、幼稚園、医院等が自己負担で直結方式に切り替えてくれたのが助かった。最悪の場合、団地負担もあり得たが、その場合、3500万円はかかると試算した。協力に感謝したい」と周辺の協力を強調していた。
工事内容の説明のあと、団地内を見学したが、6基のブースターポンプの配置選定でも、「団地内の土地の高低差等を配慮して、苦心して位置を決めた。また、団地内を走る給水管の管路を最短にする設計にも苦労した」と苦心の作業の一端を明かした。

