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NPO日住協第10回総会開催 新会長に川上理事

活発な議論も出た第10回NPO日住協総会=豊洲文化センターで

活発な議論も出た第10回NPO日住協総会=豊洲文化センターで

NPO日住協の第10回通常総会が3月25日、江東区豊洲の豊洲文化センターで開かれた。会員管理組合理事長等30名余が出席、23年度及び24年度の事業報告・会計報告、収支予算案など3議案が賛成多数で可決された。役員選任では、17年間会長を務めた穐山精吾氏が顧問に、川上湛永理事が会長に選任された。

日住協は設立44年目に当たるが、NPO法人になって10年目になる。総会では、穐山会長が挨拶に立ち、「3・11の東日本大震災で被災したマンションが出たほか、原発事故で停電、計画停電など各管理組合も大変な苦労を強いられた。会員管理組合とともに日住協も新しい決意で臨む年になる」と述べた。

このあと、西山博之理事長が、23年度事業報告、決算報告、24年度事業計画・収支予算案を説明した。事業報告では、大規模修繕支援事業が10数件の受注、協議申し込みがあり、順調な事業の進捗が報告された。

また、管理組合に役員等を派遣する訪問相談・派遣要員育成講座が昨年10月―12月に10回、実施され、管理組合役員、マンション管理士等30名近くが参加、大きな反響があったことが報告された。また、日経住宅フェア、朝日マンションフェアなど新聞社との協賛事業についても着実な成果がえられたという報告があった。

決算報告では、会員会費収入、事業収入等4千150万円、支出が3千990万円で、160万円余の収支残となった。24年度についても、大規模修繕支援事業など収入増を図る。

また、役員等選任の件では、今回から会長候補1名、理事候補14名、2名の監事候補の信任投票の形がとられ、賛成多数で信任された。新会長には、川上湛永理事が信任され選任された。川上理事は、22年から理事、神奈川県支部長を務めた。

穐山会長は、退任し、顧問に就任する件も承認された。

また、理事の互選による理事長には、上地光男理事が選ばれた。

穐山氏は、日住協役員を31年間務め、そのうち17年間にわたって会長を務めた。また、平成11年に全国マンション管理組合連合会(全管連)の会長に選任された。全管連会長は今年10月の任期まで務める。

議案に関連した質疑も活発で、マンションの危機対応、高齢化対策に力を入れていただきたい、会員の退会が目立つが、退会防止策をとっているのか、という質問が出て、西山理事長は「退会の理由は調べているが、以前に比べ管理組合の業務は、複雑化しており、要因を探り、対策を試みているが、むずかしい面もある」と回答した。

また、昨年7月に休止した管理組合の交流会は興味あるテーマが多いが、なぜやめたのか、管理組合として福祉的な支援策をどうつくっていくのか、女性理事の進出など女性パワーはすごい、これを活用しない手はない、などの意見が出た。


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